複雑性の中での基本。

今日の小6の国語は随筆。
結構読みにくいものも中にはあり、
新しいタイプの文への
苦戦も見られました。

どの文も同じかと思いきや、
読む時に気をつけることは
少しずつ違っていますからね。

しかし、記述をやっていくときの
基本はいつも同じです。
基本の型通りに内容を整理し、
場合によっては抽象化、名詞化など
文を縮めてゆき、完成形を
作ってゆきます。


「組み立ての論理」が見えるように
なってきている子は、授業でよく
頷きます。そして、独自に
組み立てます。

ああ、その組み立てで考えるのか!
その納得感のもと、記述を
作り直してゆきます。


国語が得意な子は、この段階まで
国語を理解しているものと思います。
感覚的にではなく、組み立て的に、
立体的に、構造的に、論理的に、
書いているのです。


これから先、高校受験や大学受験でも
国語を読んでゆきますが、こんな
読み方ができるのであれば、
国語の授業は楽しめるだろうな、と。

国語は、うちではサブではなく
メインウェポンとして捉えています。
むしろ、小学生で完成させないと
中高で苦労しかねないため、
丁寧に取り組むべき教科です。

kojinkai

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