中3は昨年度の過去問を解き、
点数を集計してみました。
全員がとりあえず合格ラインを超えており、
後はムラが出ないように詰めてゆく、
自分とどれだけ向き合えるかが
大切な時間となっています。
順当に行けば全員合格すると
思っているのですが、
この数日の過ごし方を誤れば
どっちにも転がりかねないという
まだ、ムラのある子もいます。
アドバイスがどれだけ耳に入っており、
直前にばたつかずに基本の振り返りを
できたかどうかが問われます。
素直さも才能です。
意味ないと思うくらい簡単な
基礎教材でも、今自分に必要なことは
これだと繰り返してくれる子の
点数はやはり爆上がりでした。
基礎教材で一問でもミスる場合、
分かってないんですよ。
基本的に。
こんな簡単な問題集で
間違うということの意味を
勘違いしてはいけません。
最早、致命的な勘違いをしている、
致命的な認識の欠陥がある、
それくらい重大なこととして
認識すべきなのです。
私が今の中2にも渡している
理社テキストをバイブルと呼んでいるのは、
単に基礎内容が満遍なく
充足しているからではありません。
一見簡単に見えて、
ちゃんと満遍なく聞き方を変えながら
一周解けば多角的に理解を
完成させられる作りになっていると同時に、
それでもミスがあるというのなら、
それは根本的に分かってないからですね、と
指導者に基本が身についてない子を
発見させてくれる装置にも
なっているからです。
君たちは良いテキストを得ています。
簡単すぎるからと油断して
解かなくなる子もいますが、
とんでもない。
この問題集は、一問でもミスがあれば
何問も連打して周辺部もミスを誘う、
そんな問題に引っかかりうるという
危険性に気づかせてくれる問題集です。
全てを正しく理解できるように、
問題に答えられる力だけでなく、
問題を分析する目を持ちましょう。
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