倍数の応用。

「4で割ると2あまり、6で割り切れる
3桁の数の中で最大の数は何か?」

私は、中学入試のような問題は
小学生の当時にやはり
同じように解いていましたが、
まず、やり方を教わっていないので
無理やり解いていました。


この問題は大体こんな感じの
解法になります。


まず、そのような条件を満たす
数列の初項が6と決まります。
その後は4と6の最小公倍数である
12ずつ増える数列になるため、
6.18.30.42…となります。
12で割ると6余る数ということです。

ここで、12の倍数について
最大数の項が何項目かを考えると、
999÷12=83あまり3となり、
83項目の近くで考えれば
良いということがわかります。

なので、
6+12×(83-1)=990となります。
次項である1002は4桁であるため、
990が最大数となります。

これは、予習シリーズで一般に
解説されている方法です。


いやーやはり難しいですね。
私は996が6で割れるから
それを4で割ってチェック、
ダメなら次は990とか、
そんな感じでチェックしていました。

しかし、それだと問題が複雑に
なる度にできないことが
どうしても増えてしまいますし、
応用が効かないんですよね。

その時解けること以上に、
解き方を身につけることで
広がる世界もあります。


このような解き方は、
中学高校にも役に立ちますから、
是非身につけてゆきましょう。

kojinkai

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