中学1年は、空間図形の求積。
表面積をテーマにしていましたが、
今回は側面積の考え方を中心に。
これまでは面を一つ一つ求めて
足していましたが、今回は
底面積の周の長さを活用して、
周×高さによって側面積を
求める手順を学びました。
単に分配法則を使っているだけなのですが、
式の立て方が変わると図形の
見え方も変わってきます。
底面が四角だろうが三角だろうが
円だろうが、同じ手順で
求積できますから、
より抽象化が進んでゆきます。
これ楽だな〜と思いながらやってもらう、
数学を解いていく醍醐味ですよね。
数学は、学びすすめるほど
様々な問題を楽に解くことが
できるようになるため、
本来は学年が上がるほど
自由になってゆきます。
学年が上がるたびに大変になるように
思うというのは、むしろ危険信号なのです。
そのためにはやはり、同じような
問題であっても中学受験で
不器用にも苦心して取り組んできた
子たちにはメリットがあります。
あの時はあんなに大変だったのに…
これが、健全な感覚だと思います。
楽になるために、学んでいるのです。
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