小学6年は、江戸時代の授業を
今日でやっと終えました。
子どもたちがなんとなくで理解を
していそうな言葉を正確な意味で
伝えることに努めています。
たとえば大政奉還。
この時点では慶喜は征夷大将軍を
辞任しておらず、公武合体を
目指していました。
王政復古の大号令はその後
出されます。これは
自然な流れとして朝廷による
政治の復活を宣言しただけのように
受け取られがちですが、
立派な討幕派のクーデターです。
徳川にとっては一大事件と言えます。
小学生はここの細かい理解をせず、
言葉のイメージをそのまま
自由に解釈しがちです。
今日の授業資料はそれ故に
かなり気合が入ったものでした。
つまり、授業の全てをそこに盛り込み、
読みさえすれば全て内容が
蘇ってくるように、
ストーリー調に書いているのです。
予習シリーズで言えばたった
1ページの内容でしたが、
しっかり50分話しました。
明治に入ってからは、
人物も多く出てきて、それぞれの
思惑が渦巻く中で政治が
動いてゆきます。
面白くも複雑で、
正確に理解することにより、
さらに分かりたい欲が
深まっていく時代でもあります。
歴史もあと少しです。
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