演習ノートが全員軌道に乗り始め、
2冊目に全員突入した中2。
量が物理的に増えると、
学習もやや立体的になります。
平面的に、ただ解けば良いと
考えていた状態から、
十分に理解しなければ
ならないという深める段階の
入り口に立つようになります。
地図上の怪しいところを
ボーリング調査するように
立体的な思考が成立するようになると、
一つの内容を理解するのに
それなりの時間がかかることを
理解できるようになります。
なかなか成績が伸びなくとも、
正しい問い方、解決の仕方を
自分でもてることの方が
学習者にとっては重要であり、
最後の瞬間の伸びにも
かなり影響を与えます。
覚えればいい、たくさん解けばいい、
これは、学習導入段階の習慣づけの
問題なのであり、実はその先に
多段のプロセスを踏んで、
自身で自立して学習を
組み立てられるような
状態に至ります。
実際問題、妙に習慣化した思考を
変えること自体が一番大変で、
成績上位に食い込み始めてからが
実は本当の勝負です。
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