定期テスト対策指導の始まり。

中2は、半分が小学生指導を
私から受けておらず、
塾経験もほぼないと言っていい
スタートをきっております。

よって、日常的に学習する
習慣がなく、未だに
なんとなくぽやっとした
やり方をしているので
これでは自律的に成果は
望めない状況であり、
今回の定期テスト対策を期に
自立して欲しい気持ちで
やっております。

私が1から10まで解き方を
丁寧に教えたり、
あるいは過去問を配布して
単に覚えさせたり、みたいなのは、
結局人の手を借りて誤魔化して
いるにすぎず、結局は最後は
自立しなければなりません。

問題集を持ってきてもらって、
毎日何をどう、どんな意識で
やるべきなのか?を、
毎回実践して、空いた数日に
何をどうやったか検証して、
フィードバックして、という
地道なやり方をせざるをえません。

そもそも、本気で成績を
がっつりあげたいならば、
今の中3が好例で、
毎日3から5時間、
やり方だけこんこんと教えて
させてみる、というのが
何もしてこなかった子には
一番効きます。
最初は嫌でも、無理やり
来ているとやるしかないので
環境に適応してゆきます。

これだけやり込むと、
基本の仕上がりが上位層と
遜色なくなるので、
私がいかに普段から
研究してものを喋っているかを
理解できるようになり、
よく私についてくるようになります。

授業の本質的な価値は、
頑張ってきた量に比例して
理解できるようになります。

頭がいいから、要領がいいから
授業に価値を見出せるのではなく、
真剣に向き合ってきたから、
自分が分かってなかったところが
対象化できているから、
受け取る関心が芽生えるのです。


成績を上げたいから勉強するのでなく、
勉強することによって、指導の価値が
分かり、勉強することによって、
自分のことをより理解し、
勉強することによって、
勉強が楽しくなってゆき、
結果として成績が上がるのです。

勉強=成績向上、という
短絡思考では、いつまでも
成果は出ません。

長い目で見て、塾を辞めても
成績が維持できる器、
思考の次元の高さ、こそを
身につけなければ
ならないのです。

kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ