子どもには、いえ、親にも、
私自身にも
こんな時期があって、
その延長が現在です。
子育てをしていると、
どの子も大切に思え、
親御さんの考えにも思いを馳せ、
自分の方針の都合のために
勉強が苦手な子をある意味
切り捨てるような指導が
一切できなくなりました。
以前は結果主義に偏った時期もあり、
かなり厳しく指導をしながら
生徒数を絞り、
実績をあげようとした時期も
なくはなかったのです。
工夫し、手間もかけて
システムを構築し、
なるべく私が教える範囲を減らし、
生徒たち自身が自立して学べるように、
そして、自立した学びが
確立してゆくように。
そんな思考にたどり着いたのは、
今年に入ってしばらくしてからでした。
小学生たちは、システムが
色々今年に入ってから
学び方が変わってきて、
そこに私のコーチングが逐一
入りながら、日々何をすべきかを
考え行動できるようになってきました。
不思議と授業への熱量も高まり、
本当に積極的に授業を
受けられるようになりました。
みんな笑顔で、純粋で、
努力し、学びを楽しむ。
童心を忘れず、問う心を大切に
大人になってほしい。
これが、今の生徒たちへの
願いであり、一時期忘れかけていた、
開塾当初に掲げた教育理念を
思い返します。
10年以上前、
青い気持ちで掲げた理想は、
確固たる思想に昇華されてゆき、
生徒たちが楽しそうに
学ぶ姿を見て、わたしは改めて
このような環境を築きたかったのだ、と
思うようになりました。
「世界を取り込んでゆく力を」
今では胸を張って、
それを理念としていて、
このような方法でやっている、と
説明をできます。
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