小テスト観が変わる対策。

今日、新小5の漢字テストの結果が、
満点をとるよう伝えていたにも
関わらず微妙な子がちらほらいたので、
本当の対策はどのようなものか?
というのを体感してもらうべく、
小テスト対策の講座を行いました。

春休みはそもそも、学習習慣とか
内容のガイダンスの位置付けで
行っていますので、色々
足りない要素について、
普段ゆっくり指導できないことを
細かく指導するのが目的で
内容を組んでいます。

「今から15分後にテストを
行います。今から指示する
やり方で対策をしてください。」

生徒たちは高速で漢字を覚えます。
テスト前に言いました。

「今、テストに不安はありますか?
あるなら、もう少しやりたかった、
やってとけばよかった、と
思いませんか?
それは、勉強不足ということです。
たった15分やり込んだに過ぎませんから。
しかし、今ここで緊張感を覚えたのは、
努力がそこにあったからです。
その、あともう少しを家でやり切って、
小テストにいつも臨んでください。」

しかし、ほとんどの子は
その時即席でやったテストを
満点に仕上げました。

こういった、覚える系のテストは
能力によって結果が決まるのではなく、
大抵やり方や習慣によって決まります。

テスト前に緊張感のないテストなど、
やって意味のないものです。
緊張感は、やり切った感覚からしか
生まれるものではありません。

塾では小テストを色々しますが、
結局、漢字テストの出来が
毎回良い子はいつも入試で
良い結果を収めることを知っています。

漢字が全てではありませんが、
最も基本的な暗記、そして、
仕上がりの感覚を理解させる
重要な機会なのです。

漢字が微妙な子は、
全体の成績がぼやけますが、
日々をどんな意識で
学んでいるかの鑑に
なっているのです。

kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ