本日は小学4年生向けに算数の総合テストを
実施いたしました。
これは、予習シリーズ演習問題集算数3年下の
第1回〜第5回をもとに、その技術を駆使して解く
問題をご用意したものとなります。
基礎計算だけで50点の配点ですから、
基本的に50点は獲得できるように配慮しました。
2は和差算とやりとり算、3は植木算、
4は三角形の成立条件、5は単位変換と分数ということで、
それぞれ各回の重要な基礎事項を確認できるように
やや難易度を上げて問題設定をしました。
よりテスト対策をしっかりとしなければならないこと、
そして、出来ることの精度を上げることが
重要であることをハッキリと認識してもらうためです。
平均点はおよそ7割あたりになるように
問題設定を実施しました。
本日の平均点は70点を超えていましたので、
生徒たちの現状の力を考えれば
まあまあな出来だったかもしれません。
最高点は77点でした。
最終問題は単位を1L=10dLで計算してしまい、
1L=1000mLの発想が生まれないままに
テスト時間が終了してしまいまして、
点を落とす子が多くおりました。
おそらく1000mLにしていればほとんど全員が
これを正答できていたと思いますが、まだまだ
単位変換を問題に即して実施するという点で
子どもたち自身にも研究が必要で、
今日のテストにおいて新しく学べたと思います。
このテストの後、6年生が
「このテスト、自分たちが4年の時より
かなり難しくないですか?今自分が解いても
80点以上取れるかどうか怪しいです・・」
と言っておりましたが、まさにそんな感じです。
問題集は確かに3年生用ですが、実質的には
4年、5年、6年の基礎的な思考に影響を与えるものが多く、
これだけ難しくもできます。
どの学年においても難しいことというのはありますが、
特に4年生は思考に使える道具が少ない分上の学年より
選択肢が狭くて難しい問題も出てきます。
この学年には、使える道具が少なくても
変に新しいことを習得せずに、思考の道具の使い方を
極めてもらうということ、具体的に思考するということを
常に念頭におきながら指導をしてきています。
5回に一回の難問テスト。しかし使う道具は超基礎。
書き並べれば解けるものもしばしばあります。
各回の総合テストのやり直しはきっちり
行うようにしましょう。
一つ一つが血肉になります。
以下の画像は今回の総合テストの問題です。
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