私立の子たちはテスト直前のため、
集中して詰めの動きに移っていました。
あまり言うことはないと思いました。
あとはテストを終えてからの反省をし、不足する
演習内容を更に2週間で詰めてゆきましょう。
附属生たちも、それぞれにテスト範囲を進めます。
各々、来てすぐテキストを開き、学習を進めますので
私はそういう”彼ら彼女らの意志”による学習に
とりわけ突っ込む必要もありません。
ペース配分も良好です。
演習をしている横で、絶対気付いていないだろうことは
何だろうか?ということだけは、個別に指導をします。
例えば、ある生徒さんには、国文法に関する、
終止・連体が同形の場合の識別方法について、
別の生徒さんには、Aの2割増がBの時、
Bの2割引がAではない理由について、
説明をしていきました。
問題を解いていて、例えばそれを間違えていても、
解説を読んでその子が絶対自分で納得して
直せるであろうところはもうその場で
直すこともありません。どう直しているかを
具に見て、大丈夫そうならばもう彼ら彼女らに
学習は任せています。
丸付けをしても気付かないような視点のみ、
ピックアップして指導を行っています。
入塾当初から比較すると、私はかなり
楽になりました。同時に、学習者である生徒たち自身も
楽になった感覚があったことかと思います。
そうやって、私の役割が極限まで減った段階が、
自立学習の成立の段階となり、私が何か追加で
発展問題を出題する余裕が出てくる段階に達します。
あるいは、かなり細かい事項について説明を行う
余裕までもが出てくるのです。
まず、自分で日々の学習を組み立て、
分からないところをしっかり把握し、それを
見逃さずにしっかり調べ、学習することで
できるようになってゆき、さらには必要量を
反復することで完璧になった実感を得るという、
本当に当たり前の動きが完璧になるということが
当面の目標となっています。
まだまだ見逃しがある、周りきれていない内容がある、
そういったことによって失点をしている教科もありますが、
それもここ最近はとてもはっきりと自覚できるほどに
なってきたことと思います。
今回の定期テストで、良い結果が出ると良いですね。
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