「かわいい・・・」
高校生たちを唸らせるのは、
小学校低学年の通塾生の子です。
今日は2時間半くらいの時間を学習に費やし、
時々熱のこもる小学6年生の歴史の授業を聞き、
寸劇で行われた理科実験を一緒に体験し、
高校生と一緒に30分の学習を行い、
帰ってゆきました。
今日も一冊はなまるになった教材があり、
着実に問題集を解き進めています。
脳を限界まで、ピリピリくるまで使い、
最後の解答終了の瞬間に笑顔を向け、
「OK。」と淡白な私からの言葉を受けては
次の問題に進んでいきます。
とにかくパズルにはまっており、
条件思考をし、綿密な論理で最終段階まで
それを誤らない思考を組み立てています。
1を間違えたら崩れる、それがパズルの醍醐味です。
それが、算数においても国語においても
重要な思考の起点となっておりまして、
途中でフッと論理を飛躍しがちな子には
絶対にパズル教材はオススメなのです。
間違えても直せばいい、という思考から
脱却するような感覚を育てられます。
間違えたら、もう途中ではどう立て直せばいいかも
分からなくなってしまうような難問ですから、
初めからやり直さなければならないのです。
それをしたくないなら、途中のプロセスでさえも
気を一瞬たりとも抜かず、条件思考を続ける必要があります。
解けるか解けないかの問題にはまり、
解決できた喜びに浸る。基本的思考手順の
繰り返しではあるのですが、それは高学年における
学習にも十分通用する思考です。
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