高校物理。

高校生の授業後に、高校生の一人から

物理に関して質問がありました。


「先生、サインとかコサインとか

あんまり上手く使えないんですけど・・。」


学問体系上、齟齬が起きているように

見えるのがここの接続です。

数学で三角比を習ってしまえば

こんなに簡単であったことに気付くのに、

物理学でそれを細かく習ってもおらず、基本的知識も

未習得のままいきなりサインコサインを

使って解かせようとする物理学教師。


「この値は丸暗記なんですか?」


生徒から質問された時に

「?????」となりました。


計算事項について、やっていく中で

馴染んでいって覚えてしまうものはあっても、

意味もわからず丸暗記するものはありません。


化学にしても物理にしても、なんというか

初学者に易しくない先生というのは

どこの学校を見ても多いように思います。


これらはむしろ独学でやさしい教材からやったほうが

よっぽど簡単なのではないか?と思うほど、

障壁があるように思え、それが理系の子を

減らしてしまう要因の一つになっているように思います。


高校の理系の先生はある意味専門家であり、

指導者ではない、という趣がある先生は

少なくはありません。


”これくらい分かるだろう”という一つ一つの過信が、

子どもたちの不安を重ねていく要因になっています。

本来、初期の高1レベルの物理学に難しいものは存在しません。

kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ