附属入試を占う二大テーマ。

附属入試は、国算65点ずつ、
理社35点ずつの計200点、
合格ラインはおよそ、
男子で160点、女子で140点ほどに
毎年なっているようです。

普通に勉強してきた子は、
大抵理社では30点ほどはとれます。
合否には、国算が大きく関わります。


テーマのうちの一つは、国語の作文。
近年は、広告を比較する作文が
傾向として出題されてますが、
まあ、それに限らず、
いろんなテーマで書けるように
なっておいた方がいいでしょう。
まず、書き終わらないのは論外。
これまで、賢いのに落ちた子は
みんな作文が書けなかったと
言っていました。
ただの意見文ではなく、
内容理解も必要となるため、
難易度は従来よりやや
上がっているかなと思います。
逆に、文章題自体は近年は
易しくなっている感じがします。
そして、漢字や文法は、その意味では
いつも通り絶対落とせないものに
なっていると言えますね。
2点や3点は少なくない点数です。

二つ目は、算数です。
小問だけ見ればそんなに
難しくは見えませんが、
問題数の少なさ、配点の大きさに
起因して、大問まるまる
手が出ないものがあれば
かなり不合格に近づきます。
落ちる子の多くは、算数で
ポシャった確率が高いです。

たとえば、理科社会を30点ずつで60点、
国語で50点をとったとして、110点。
合格点にとどかせるには、
女子は算数で30点、男子は50点いる
計算になります。これは、男子は
小問はすべて正答し、大問3つに対し、
2つは完答の水準にあることが
求められるということです。

一つ一つを見れば簡単な問題も
散りばめられていますが、
結局、落とせないものを
落とせば簡単に落ちるという
まあまあシビアな試験です。

今の中学生で附属を受けた子は
90%くらいは受かりましたが、
どうやって受かったんだろう笑、と
思う時もあるほどです。
なんか覚醒していたのでしょうか?


今年も11月から本格的なトレーニングが
スタートしてゆきますが、
外部進学組はまだ不安が残る
仕上がりです。

今学んでいることが全て役に立ち、
全てを理解しきる、という
根本的な姿勢はいつも大切で、
特に小テスト。ここには絶対
毎週手抜きがないように
してくださいね。

kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ