教科書の解説授業。

中学1年生に対して、教科書をより深く理解し、

文法事項を再整理するための授業をスタートしました。

本日はUnit5についての解説授業でした。


英文を書いていく課題を課していますが、

これは、何度も英文を書いていく中で、

どんな文法的理解を確認しながら書くかという

そのこと自体が重要になります。


”ただ写して、何も考えずに書く”子は

同じ課題を行っていてもパフォーマンスが

全く異なるというのは、漢字の課題なども同様です。


そのパフォーマンスを上げていくために、

もっと高次元の解説をしなければならないと思い、

しばらくUnit8くらいに至るまで継続的に

解説授業を行っていくことにしました。


「分かってる人は、こんな風に英語を見てるよ。

こんな風に英語を捉えているよ。」


ということを具に指導しています。

そして、


”実はこの文法の根底にあるのは、

Unit1〜3までの内容である。”


ということを正しく認識してもらう、

そのことが1番の狙いです。


中1で習う文型は、SV、SVC、SVOの三つ。

「誰(なに)がする」(一般動詞・自動詞)

「誰(なに)がどんな(なに)だ」(be動詞)

「誰(なに)が何をする」(一般動詞・他動詞)

の三つしかないわけです。

これくらいシンプルなのですが、

その構造をつかめないまま修飾語が

連打するUnit5以降の内容に突っ込むと

事故が起きやすくなるものです。


文の基本構造を正しく認識し、

修飾語の位置を正しく認識すること。

まず、中1で英語初学者の場合はここから

しっかり理解していくことが重要です。


日本語を色分けしてみるのは効果的でした。

誰が何の認識を見誤っているのか、

良くわかるからです。


来週はUnit5-3〜Unit6-1までを解説します。

三単現のsも入ってきます。

私立公立入り混じっています。

私立は先の方まで授業が進んでいる子もいますが、

学校の授業で怪しかったという生徒は、

選択的にこの授業を聞いてください。

kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ