中学1年生数学は幾何の最終付近、
扇形の表面積を扱いました。
ここは例年本当に苦戦する子が
多いので、毎年工夫に工夫を重ねて
理解の仕方を教えています。
今年は、いろんな実力帯の子が
いながら、例年で最も習得が
スムーズだった学年です。
ここの単元がこれだけばしっと
決まると、指導者としても
清々しい気持ちになるものです。笑
なぜなら、ここは、
たとえば中2からの中途入塾の子が
中3段階でやっと習得した
単元だったからです。
こんなにすらすら解けるとは、、、
中1からうちに入った子は、
基本的にかなり苦戦する子が多く、
特に中1は
途中離脱者も時々出ます。
毎年一番多いですね。
逆に中2以降で離脱する子は
ほぼいません。
中学2年の内容は、中学1年の
内容がばっちり決まると、
割と易しく、耐え抜いた子は
基本的に大きく躓かないのが一つ、
そして、なんとかしようとして
努力した経験がある、というのが
大きいのかな、と。
一定期間腐らず
努力を続けた子の才能の
開きを見るたびに、
やはり、素直に向き合うことの
大切さを実感します。
先日帰り際に話していたのですが、
「最近調子いいんじゃない?」
「はい!」
と。
学校の授業の話でしたが、
最近は本当によく学校の授業が
分かるようになったと言います。
それはそのまま、
授業を聞く速度、解答する速度に
反映されてゆきます。
自身がない子はいつも、
思考せず、答えを待ちます。
教えてもらうのを待ち、
しかし、未熟な指導者はそれを
とても喜ぶのです。
一生懸命に教え、
役に立っている気がするから。
しかし、それは誤りです。
役に立ったと感じた時は、
その半分も子どもは理解してません。
少なくとも、その場限りで
解き直さない子は
数週間後全てを忘れています。
成績伸びてるなーと思う子は、
数字を見ずとも、普段教えていれば
すぐに分かります。
常々変化を発見できますから。
わたしは基本的に成績云々で
人を評価はしません。
成績良くても、変化しないなら
グサっと言いますし、
成績悪くても、
毎回変化してるなら評価もします。
変化するのをサボっている人は
いませんか?
自分の価値を上げにいきましょう。
相乗効果的に、向き合える問題が増え、
勉強すること自体も
楽しくなってくるはずです。
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