10冊の過去問集。

中学3年生が今日自習に来ていました。

そして、実力テストの結果を報告してくれました。

自分が狙った結果が出せている教科がほとんどでしたが、

反省点をコンコンと語り、自分がなすべき何かについて

悟ったのか、今日も問題集を借りて帰っていきました。

中1の頃は学習へのモチベーションが低迷しており、

(中学受験に比べて面白みを感じられなかったことも

原因の一つであったように思われます)

成績が下がってしまった時期もありましたが、

今は何の教科をやっても楽しそうです。

もはや彼の学習ペースはかなり早く、私が全てを

把握することが困難なほどになってきており、

こういう状態の時はさらに成長が見込めます。


春休み付近で完全にスイッチが入り、

1学期末から早々にまとめ教材に取り組み始め、

もう残すは2学期から習う内容のみという状態にまで

自分の学習を落とし込んでいるようです。


そんな彼らの最終戦のために用意したのが、

過去問集10冊です。(一貫校の子は英語1冊、数学2冊ですが)

100ページ程度のものが5冊、難関数学問題集が1冊、

30ページ程度の思考力系の問題集が4冊で、10冊です。

800ページくらいでしょうか。これらを、

2学期からの学校で新規に習得する内容と並行して

受験本番の3月までに取り組み続けてもらいます。


さて、もうやるべきことには一切困ることはなく、

君たちは私からの”最終課題”を受け取る機会となります。

難題については議論し、別解を用意し、意見を交わし、

最高に面白かった受験期を終えて、

堂々と実力をつけきり、西高の門を堂々と叩き、

上位を狙っていけるような力を持って、高校生活を

楽しめるように実力をビルドアップさせてゆきましょう。

kojinkai

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