5年生たちには、授業で少し
話をさせていただきました。
この学年は本当に繰り返し学習を
しない子が多いです。
夏休みを経て、5年生が
ここまで勉強しないというのは
珍しいと思うくらいです。
「宿題」という概念に
囚われているのだと思います。
私が指示しているのは、求めているのは、
提出される課題の達成ではなく、
自分がその週で学んだことを
最大限深く理解する、ということです。
なので、毎週渡す紙には、
「課題」という言葉を
使っておらず、学習テーマ、と
名前をつけています。
繰り返してもらいたいものは、
その旨記述しています。
提出すればいい、という感覚は、
早めに終わりにして欲しいと
思っています。
まあでも、叱ってもしょうがないので、
今週からとりあえず、算数は
全部完璧にできるようになるまで、
すんなり解けなかったものを
分かるように解説を分析して
解き直すということと、
社会の次回小テストを満点に
するということと、
色々目標を掲げてみました。
もしそれでも微妙な感じならば、
個別に呼び出して方法を
改めさせますし、それでも
全体的に散漫でしたら、
一週間授業を止めてでも、
課題をやる時にどのように
取り組めばいいかということを
改めて具体的に分かってもらうための
時間をとってもよいかと
思っているくらいです。
それでも改善しない子がいたら、
もうそこで私の優しさは打ち止めです。
私は究極的には
授業を面白いと思って
もらわなくてもいいとすら
思っているんです。
授業が、楽しい思い出、で終わり、
家で全然細かい復習もしないなら、
変に面白い方が悪循環かなとすら
思うくらいです。
面白さを見出すのは
自分自身の読み、疑問、解決、反復に
よるべきであり、
私が話したことを、あー
面白かった、で終わるために
私は時間を作っているわけでは
ないのです。
ここが改善されれば、
冬休み明けの模試では
また数十点単位で
成果が変わってくるかと
思います。
基本的に緩い子が多いので、
そろそろ切り替えさせるために、
まずは全体で説明してみて、
分からなければ
呼び出して説明してみて、
それでも切実にならないならば、
少し私も本気を出して、
普段叱らない子にも
檄を飛ばしてみたいと
考えています。
私が普段から説明はよくしますが、
あまり叱りません。
強くいうタイミングは
いつも見計らっています。
怖いですよ。
叱る根拠をいくつも
静かに蓄えている指導者の
要点が凝縮された短い言葉は。
言いたいことはいつも頭の
中でまとめ続けています。
どこで言うか、どう変化に繋げるか、
タイミングだけです。
全ての子に言いたいことは
あると思ってください。
丁寧に説明していくうちに
変化していく子がほとんどです。
まずはきちんと論理立てて
説明することが私の仕事です。
最後の手段を使う必要が
ないことを祈りながら。笑
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