中1の子でとても調子がいいらしい
子がいるようで、今日も熱心に
数学の演習をしていました。
小学生時はとにかく算数が苦手で
入塾し、課題も半分諦めながら
取り組むような始まりでしたが、
それでも毎週月曜日に補講を受け、
附属にきちんと合格し、
なんなら数学は5教科の中でも
主力となりつつあります。
笑顔で新しいことに臨む、
主体的に内容を考える、
伸びている時の子どもは、
普段の学習姿勢を見ていれば
よく分かるものです。
さて、成章も明日は定期テスト
最終日です。
小学生時から頑張ってきた子は、
もう何回解いたんだってくらい
問題集の反復痕が見られます。
そもそも理解しているから
解くペース自体も早いながら、
それに加えて飽きることなく
何度も読み、何度も解くことが
できる才能を持っています。
私は、勝手にわかったことにせず、
ルーティンを淡々とこなしながら
深く考えてゆける子どもは
本当に才能があると思ってます。
やはり、直前だけしか頑張らない子は
どんなに今成績が良かろうと、
必ずその内容が飛び飛びになり、
中2、中3段階で綻びとなってきます。
反復する価値は、反復することで
解消されてゆく何かに気付いた子、
あるいは、人を出し抜こうと
余計なことに時間をかける
価値に気付いた子だけの
ものだと思っています。
今の自分の実力ではなく、
将来高まっている自分の実力を
標榜し、淡々と努力できる子が、
長い時間をかけて、才能を
持て余している子を
凌駕してゆきます。
定期テストが勝負どころなのでは
ないんですよね。通過点でしかない。
しかし、ずっと先の将来が
見えているわけでもない。
ただ、今やっている毎日の努力が
何かに結びつくだろうと考え、
その結果が随分先になったとしても、
今の努力、新しい気づきの連続に
いつも価値があると考えられる。
そんな子が、中2以降爆発的に
成績を上げてゆきます。
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