4年生の総合テストは、
具体操作の技能チェックが
メインでした。
図をかいて具体的に考える、
数字を並べて具体的に考える、
意地でも答えに辿り着く
姿勢がどれだけあるのか?
というところを
見させてもらいました。
この学年は、算数をテクニックに
落とし込むのではなく、
とにかく具体性を持って、
数の並びや量感、図形であれば
描いてみること、を基準に
指導を行います。
教えてもらったけど
よくわかんないから解き方を
真似する、という次元の問題は
ほとんどなく、かけば分かるよね?
って、レベルにとどめています。
試験は、点数以上に、
答えに辿り着くまでに
何を書いているのか?ということを
基準に見させてもらってます。
よって、点数は今回は
さほど問題にはしていません。
いずれにしても、来年度さらに
少し深めますが、ほとんど
同じカリキュラムが
展開されてゆくので、
認知発達に伴い解けるものは
増えてゆきます。
しかし、解に辿り着くまでに
何をしようとしているか?
というところは、これならの
伸びにとっても大切なところ。
図もかかずに、
適当に四則演算している子は
今後結構学ぶ姿勢に
修正がいります。
結果ですが、まちまちです。
出来てる子にもまだ
具体性が足りない問題が
あったりしますし、
点数が取れてなかった子の中にも
きちんと考えた痕跡がある子も
いましたので。
解答にテクニックがいるように
なるのは、少なくとも小5の
1学期後半あたりからかと。
それまでは特別なテクニックよりも
大切なことがたくさんありまして、
思考の出発点の整い、というのは
その最たるもの、原点です。
まずは、強引にでも
答えに辿り着く具体性。
これがとても重要なのです。
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