小学6年生の算数科の指導は、
順列と組み合わせのうち、組み合わせの方の
指導に入ってゆきました。
高校ではPとかCを使ってやるものですが、
小学生でも同様の計算を用いていきます。
しかし、あくまでも樹形図の形との対応関係を
掴むことが真っ先に重要視され、
どういう原理で計算が成り立っているのかを
度外視して取り組むということはありえないのです。
小5の秋の時期に順列と組み合わせは既に
樹形図によって指導を終えていましたので、
結構苦労するかと思われましたが、面白いように
スムーズに内容が理解され、問題はもう
私が書いたと同時に解答が終わるくらいの速度です。
「順列とか組み合わせとかの単元、本当に楽しい!
めっちゃわかるし、めっちゃ解けるし、面白い!」
授業前には先週の順列の問題について、
生徒たちが集まって議論をしていました。
「これってどうやって考えた?」
「ああ、これはこうやってこうやって・・・
俺はこうやって解いたよ。」
「へえ〜なるほど!私もそうやって考えてみよう!」
質問されていた生徒は詰めが甘くて
準拠模試をするとなぜか上位に名前が
載ってこない不思議な生徒ですが、今現在でも、
実際に最も能力があるのはこの人だ、と他の生徒からも
思われており、事実難しいことは必ずこの子が
解決をしてくるので、こうやって相談に乗る
ケースも多いようです。
次回から数回は整数問題に取り組み、
そして、小5上教材の最後の4回を終えたら、
ついに小5下の教材に入り、最後に詰めなければならないことを
詰めおえて、入試対策へ移り、そして受験を迎えます。
この学年は特に低学年から指導しているため、
本当に思い入れの強い学年の一つでもあります。
みんなが納得のいく受験をして終えられるよう、
準備は着々と進んでゆきます。
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