自分で積んでいく力。

私立中の2年生の子の指導は淡々と進みます。


図形の領域は、学校で進んだところまで

2教材とも終えてしまいました。

よく自立しており、これまでの内容は学校授業に対して

完璧な基本を用意した、という趣です。

英語も全部終わってしまっています。


よって、数学について、一次関数の復習へ戻りました。

本来、夏休みに一番やりたいのは一次関数です。

図形の証明の基本などは、学校の授業で完璧にしてくると

そういう信頼があるからです。


夏休みはむしろ、一次関数の基本から応用までを

完遂しておきたいのです。

まだ計算の手法、座標と式の扱いなどに

トレーニングしておくべき項目があり、

一気に進んで終わった一次関数について、

理解の落としがないようにしておきたいのです。


あとは、中1理社の復習と、国文法の復習です。

それ以外はしっかりやり抜いている信頼があり、

当時小3だった当時と変わらぬ信頼がそこにあります。

あの当時から、本当にいつも完璧を目指して

取り組んでくれていましたから。


叱って伸ばすより、圧力をかけながら褒めて伸ばす、

この子は評価されるとさらに努力をしてくる、

そんな性質は昔からずっと変わりません。

理不尽に叱っても、本質を見抜いてくる目を

きっと持っているためです。

しっかり全てを、間に合わなくても遂行してこようとする

そういう生真面目さについても変わらず、

昔から本当にさばけているいい子だな、と

そんな風に思って指導してきました。


あとは、確固たる目標意識が備わってくれれば、

私としてはいう事がありません。

人からなされる評価を超えて、自分がやりたいことを

はっきり言って、そこを目指せるような考え方が

くっきりとした形で整ってくれば、さらに化けてくる

子であると確信をしています。

kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ