人は、基本的に何も感じず、何も考えない場合
行動を起こすということはできません。
小学4年生たちと物語文を読みました。
今回も字数制限なしの記述問題があり、
ホワイトボードにポイントをまとめます。
小説の読解を行う上で、人の様子が変わったり
行動を起こしたりするときには、必ず
その動機が必要になり、そこを問われることが
非常に多いです。
人の心の細かな変化に触れながら
主題を読み取っていくところに小説読解の
面白さがありますから、主題へたどり着くために
まずは登場人物の心の動きをしっかりと
捉えていく必要がありますね。
しかも、難しい問題になってくると、
”嬉しい”とか”悲しい”とかいう直接表現が
なくなってくるので、自分で感情語を使って
説明をしなければならないのですが、
微妙な感情表現の差異について正確に説明するためには、
しっかりとしたボキャブラリーが必要になってきます。
普段からどれくらいの
語彙に触れているかということも大切になってきます。
しかし、今回はその記述を除けば、あっという間の
全員全問正解でした。。。
読み取りが正確になってきており、力がついてきているのを
だんだんと実感できるようになってきており、
そのまま3年下、4年上、4年下・・・と連続的に
カリキュラムを駆け上っていき、国語の力をしっかりと
育ててゆきたいと思います。
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