8236÷23という問題を前回小学5年生の
総合テストで出題をしたのですが、
この計算、なぜかかなりミスが多く、
しかもほとんどの生徒が同じミスを
していたのでした。
「357あまり19」
この答えが何故か中学生に解かせても
同じような傾向が見られ、何故かと
分析していると、最後の6を0と
見間違えていたのです。
実際、小学生のおける計算の細かさは
中学生にも匹敵しており、正しく解くという
それ自体も割と課題になることが多いのです。
今日は小学6年生と柱体と錐体の体積・表面積を
学習していたのですが、やはり式が合っていて
答えが間違っているというケースが多く見られました。
計算それ自体がかなり複雑になってくるので、
きちんと交換法則や分配法則を使って
処理していくことが求められ、技術を磨いて、
さらにそこにトレーニングを加えていくという
日々の鍛錬や頭の使い方が必要になります。
正答していない解答であった場合、わたしがしっかり
個々の生徒の横について、途中式における捌き方を
間近で見せながら改善を促してゆき、解き直しを
行ってもらい続けています。
計算は、正答するための布石です。
正しく解けるようになるために、何度も何度も
関わって、解き方を見せて、イメージを
作ってもらいたいと思っています。
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