小5算数総合テスト。

先週の総合テスト前の基本テストを経て、

今日5年生は総合テスト本試験に挑みました。

面白かった問題はこちらです。


(1)は簡単で、0.178です。

(2)もちゃんと吟味すれば簡単で、

8より小さくて最大の数が7.981で

8より大きくて最小の数が8.017なので、

8.017が最も近い数となります。

(3)は、全体を考えられる生徒は少ないだろうと

2点にして出題しました。


(3)を成り立たせるためには条件があります。

①小数第1位が9であり、かつ小数第2位が5以上9以下の数

②小数第1位が0であり、かつ小数第2位が0以上4以下の数


①より、

□□.97・・・4通り

□□.98・・・4通り

□.97□・・・4通り

□.98□・・・4通り

の4パターンが考えられます。


また、②より、

□□.01・・・6通り

□.01□・・・6通り

の2パターンが考えられます。


これらの全パターンを考慮すると、28個の

小数がこの条件に該当することになりました。


(ちなみに、前回数学実力で49点を出した

中3の生徒はミスっていました・・・笑)


ちなみに、私も間違えました(!)。

というのも、もともと0,6,7,8,9と小数点の6枚から

5枚を選ぶ設定にしていたのですが、

(2)の問題を難しくしようとして6と1を入れ替えてしまい、

(3)の解答に影響を与えてしまうことが頭から

すっかり飛んでしまっていたのでした。

これはうっかり。生徒から指摘されて、

確かにな、ていうかやるなぁ・・・(笑)なんて

思ったのでした。


そして、ミスが起こった原因なども釈明し、

しっかり正しい解答も指導したということでした。


途中で思考を転換すると、時々狂ってしまうこともあり、

大変申し訳ない・・・と生徒にも謝罪をしました。

「問題が面白かったからいいですよ!笑」って

言ってくれていたのもすごい話ですが。


最高点は80点、最低点でも56点と、

比較的奮闘をして、平均点は67点ということになりました。


順位は小学6年生と合算で出して行きます。

うまい感じで5年生が食い込み、トップの子は

6年のトップの子と並ぶ結果となりました。


5年生もよく頑張っていますね。

今この問題を6年生に解かせたら、

一体どうなるんだろうか?と興味も湧きました。

kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ