解釈の深さ。

言葉をたくさん知ってゆく学び、
一つの意味を解釈してゆく学び。

学びには色んな種類がありますが、
私は、後者の学びの方が
楽しいなと思います。
特に、年齢が上がるほど、です。

なぜなら、覚えた量だけでいうと
絶対賢い子には敵いませんが、
理解と解釈は、個々がどれだけ
多様な資料に触れてきたか、とか、
その人物、制度、文化などについて
どう考えているか?という点で、
多様性を育むことができます。

一定程度知識を身につけるのは
当然必要なのですが、結局、
それを通して何ができるか?という
点が大切なのであって、
考え、語れる、そんな次元にない
学問は、将来に生きることは
ないと思っています。


しかし、勘違いしないでいただきたいのは、
うちはかなり覚えさせる塾でもあります。

知識は、思考の道具であるため、
前提の弱い解釈など、
思い込みにほかならないからです。

楽しむためには、運動量が必要。
興味があるからやるのではなく、
興味を持たせるためにやらせる。

逆説的に思えますが、
やらないと分からない面白さの方が
幼い子には多いのです。

kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ