じっけんきょうしつ。

幼稚園生たち向けに月に1回、”じっけんきょうしつ”を

行うようになりまして、今日が初回でした。


幼稚園児と理科実験を行っていくにあたって、

いくつか論文やレポートも読んできました。


「大人が面白いと思っていても、

幼稚園児が興味を持つとは限らない。」

「幼稚園児には、理論ではなく感覚で

科学に触れさせられるようなものが良い。」

「五感で感じられるようなものが良い。」


などなど・・・


そういうことを考えていますと、

いったい何をやったらいいんだ・・・と

自問自答をしながら今日の内容を

考えていましたが、今日は結論として

制作も易しく、楽しい実験の一つである

ダブルリードの笛をストローで制作しました。

全国の他の園でも行われた実績もある実験で、

手堅さで言えば十分な実験でした。


「なんかストローがブルブル震えてる!」

「なんか俺の笛音が低い!」

「先生みたいにストローに穴を開けたい!」

「もう一個作りたい!家族の分も!」


家族の分を作りたいっていう意見に、

子どもの優しさを感じてほっこりとする瞬間もあって。


最終的に2〜3名ほど鳴らせない子もおりましたが、

先生方のフォローもあってなんとかなり、

今日の実験教室を終えることができました。

賑やかな実験教室になりました。



通常のワークの時には、

「先生、できない・・・」と自信なさそうに

質問をしてくる子も何人か把握していまして、

その子たちがどういう感じで楽しんでくれるか

期待半分心配もしていましたが、

「先生、音が鳴ったー!!!!!」と

嬉しそうに報告に来てくれて、何度も

側に寄ってきては音を聞かせてくれました。


コツが必要なものでしたので、コツをつかんで

新しいことができるようになったということで、

今日は良い実験の日になったと思います。



次回の実験教室はおよそ1ヶ月後です。

今からまたネタを仕込んでいき、今日みたいに

楽しい実験になればいいなと思います。

kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ