今日、幼稚園生向けのワークをやっていると、
ある男の子がいつの間にかわたしのそばにいて
わたしを見上げています。
何を言うかと思ったら、
「ねえ先生、ワーク楽しい。」と。
表情には出さないのですが、何かのめり込んで
どんどん解いていくのが楽しくて、
それをわたしに伝えたかったようでした。
「そうか、それは良かったね。
先生ももっと楽しいの用意できるよう
次も頑張るよ。」
わたしはそんな風に返しました。
現在は、幼稚園児の基本運筆と、
基本的な図形の感覚を鍛えていくのが
わたしにとっての目標となっていますが、
来月はタングラムなんかを導入して、
もっと平面幾何や空間幾何に親しみを覚えてもらう
具体的な問題を導入してみようと思っています。
従来は、園で用意されたワークブックを使い、
それに追われていましたが、現在は自由に
ワークの内容を考えることができており、
幼稚園の先生方のご意見もいただきながら修正を入れ、
こちらからも提案を続けるようなスタイルとなり、
色々と活動の幅が広がった感じがあります。
今は、現状の幼稚園生の実力を把握するのに
手探りな状況が続いていて、それに時間がまだ
かかってもいますが、そろそろ仕掛けをしていく
段階へと入ってゆきます。
「学んでいくのは楽しいことだ」ということを
みんなで経験していけたら、素敵な時間を過ごせる、
そんな風に子どもたちとの時間を楽しみにしています。
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