覚える気があれば覚えられる。

「英単語を覚えよう」という時に、

中学1年や2年、3年の生徒たちの中には

かつても「覚えられない・・・」という子がいました。

しかし、こんなことがありました。

「いいかげんにしろ！！！！！

四の五の言わずになんでもいいから単語覚えろ！！！

いつまでダラダラやってるつもりだ！！！

今からこの単語を10分以内に全部覚えろ！！！」

で。テストしたら全員満点でした。

私はこんな圧力かけることなんて授業中滅多になく、

年に1回あるかないかなのですが、

大切なことなので伝えておきます。

単語は、絶対に覚えられるのです。

絶対にそれを覚えなければいけないという

確固たる動機が欠落しているだけのケースは

そんなに少なくはないケースです。

まして、10分に10単語、20単語くらい、

普通の人の能力から考えれば軽く、

常にそれくらい己に負荷をかけようと

意識を持っているならば、それは可能なのです。

ですから、週に100単語くらい覚えることですら

実際には結構容易いことなのです。本来は。

あまり強制させるのは好みではないのですが、

しびれを切らすと時折こんなこともありまして、

あまりにも自分に課す基準がぬるい場合は、

強引にでもこういう機会をとって、無理やりにでも

自分で工夫して覚えようという感覚を

引き出していくこともあるのです。

大体は、学習者の意識の持ちようが

習得を左右していくものです。

”自分に厳しい”感覚が持てるということが

実際は最も大切なことなのかもしれません。