期末テストに向けて。

成穎中が実力テストを終え、附属も

実力テストを終えてしまえば、

全学年共通して期末テストに向けて

一気に学習を進めていく段階に入ります。


今週の指導から、テスト範囲の見方を含め、

「どの段階に何を終えておくべきか?」という

そういう計画について、自分でしっかりと

整えてもらえるように、指導を進めていきます。


うちは、他の個人塾に比べれば

中学講座の週当たりの指導時間は2/3くらいで、

指導の場で何か私が先導して仕上げていくような

スタイルではありません。


子どもたちがちゃんと自分で計画を把握し、

学習を進められるように指導をしていくことが

当塾中学部の目標になっています。

その点で、小学部に比べると一層

自主独立の考え方が浸透しやすくなっています。



普段から準拠内容はしっかりこなせているので、

準拠ワークの演習には時間を取りませんし、

3日間も一気に学習すれば1周目の5教科の学習はすぐに

終えてしまうくらいの力を備えています。


ほとんどの生徒さんにとって重要なのは、

そこからの”詰め”と”知識の組み替え”です。



一次関数を習得中の私立中の子たちは、

問題をそつなく解きまくっていますが、

解法については色々横槍を入れていきます。


「君たちは増加量の考え方が身についているようで、

実はまだ形に当てはめてやっと解いているだけだと思う。

だから、ミスを検証する視点がこぼれやすく、

”凡ミス”と周りに言われるような根本的なミスが起こる。

本当にそれを使いこなしている人は、こう解き、

こんなことを考えているんだ。

その解き方がどんな考え方に基づいているのか、

君たちは今から先生の解き方を見てしっかり考え、

ただ解けるだけじゃなく、しっかり分かっている人の

先を見据えた効率の良い解き方を習得する努力を

塾に来ている間は目指すべきだ。」


今日の2時間の範囲で、私立生は新しい考え方を

習得し、追加で問題を与えられて演習をしながら、

より効率の良い綺麗な頭の使い方ができるようになりました。



期末試験が近づいています。

生徒たちにも具体的な指示がスタートされ始め、

いよいよという感じですね。

kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ