2周目のやり直し。

今日は小学5年生に植木算の質問が多く出ていたので、

国語が2単元ほど進んでいましたから、国語をお休みにして

やり直しの指導を実施してゆきました。


「よし!全部解けた!!」

ー「では、もう一度この問題を。」

「え?どうしてですか?」

ー「いいから、もう一回解いてみて。

完璧にしておきたいから。」

「分かりました!・・・・

あれ?どうだったっけ・・・?

解けるような気がしたのに・・・。」


一旦は解く流れを覚えてしまってもいいので、

何度かその思考をたどって貰うことも時には重要です。


今の6年生たちにもなかなかまだ根付き切っていない

学習のスタイルであり、6年生は課題を大幅に減らす代わりに

解けない問題の2周目を遂行すること、を課題とし、

取り組んでもらっていますが、要は学習内容を上手に

習得していくための方法を自分で築いて欲しいのです。

一回解いて課題は「はい、終わり」って感じでは、

中途半端な身につきかたになってしまうことも多いのです。


よく例題やノートを読み、解き直しまでして

納得し、習得した実感が湧くまでを学習であると

捉えてもらえるように、小5もやや分厚く

やり直しの時間をとって、こんな風にしたら

身についた実感が湧くよっていうことを

体に教え込むようにする週をスタートし、2週目です。


来年度からは小6も週3制になりますので、

この”やり直し”の日を物理的に叩き込むことによって、

中学以降しっかりできないことを見つめて、

効率的にやり直していく習慣を

しっかり内面化してもらおうと思っています。

kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ