情報量にたえる力。

今日の小学5年生の算数テストからです。

こちらが第2問目。楽勝っていう子もいましたが、

イメージが湧かないっていう子もいました。


解答としては、

(56+24)÷2=40

40+52=92より、

92cm、0.92mというのが解答です。

まあ、式だけ見れば単純な和差算です。


問題文には、必要のない情報も混ぜており、

「え、この数字使わないの・・・?」なんていう

声も上がっていました。問題文にある数字を必ず

全て使うなんていう決まりはないですし、今回は

池の深さを調べるということで、Bの棒を沈めた部分の

池の深さのデータは調査によって明らかになった

データとしては必要なデータだったと思います。

まあ、計算には使いませんでしたが・・・。笑

今回は大問1の(3)も少し難しめに出題をしていました。

こちらも、簡単という子にはそうでもなかったようですが、

単位変換をして、式を整理し直してから解いた子以外は

数字が混乱していたようで、ミスが見られていました。

一旦自分が落ち着いて思考できる式に直すことが、

正確に計算をしていくための秘訣のようなものです。


根本的に、整理や作図がまだ足りていません。

「なんだ、簡単じゃん・・・」と図を見て思うということは、

実際イメージがあれば解決できる力を持っているということです。

しかし、そのイメージを自分自身で構築できるかどうかが、

この具体的な学習における要点だと言っていいでしょう。


良い頭を、もっと生かせるように、自分自身に対して

工夫と思考を仕掛けていく視点を持つと、

正答する喜びが一層増していくことでしょう。

kojinkai

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