難問制覇にガッツポーズ。

高校3年の子は、今日も数学から。
計算事項の怪しいところを3学期の間に
かなり洗い直し、苦手そうな単元は
解説しつつもかなりやり直しをさせて
特訓を繰り返しました。

そして、入試向け、模試向けの
技の必要な問題集へと移行し、
今は関数中心に極めに
かかっています。


問題を見た時に、何をまず考えるか?
という視点があることは重要です。

結局、思考の仕方としては、
とりあえずは成り立つものは
なんでも使用してゴリ押す視点は
はじめにあるべきです。

解説を読む意義は、そこから
新しい視点や技を引き出し、
自分のものにする、いわば
新たな解法や考え方を
習得してゆく機会に
他なりません。


基本的に使用する技は実は結構
限定されていて、何かが習得
されていないから前進しないだけ。

自分にはどんな技が足りていないか?を
考えて習得してゆくことが大切で、
そういう意味では、
やはり、解き直してほしいのです。


自分のものになった、という実感、
使いこなせた、という実感が、
その技を脳が吸収してゆく近道。
本当の意味で分かったという
実感が伴ったものは、
自分の技に昇華されます。


今日は、それなりに技がいり、
計算も煩雑になりがちな
大学入試問題も解きました。

複雑な計算の過程のはてに
正答を導き、よいガッツポーズも
見られました。

しかし、当然そうなる、
当然正解しているはずだ、と
思いながら解答していないなら、
結論イメージが希薄、
計算力が足りない、経験が足りない、の
理由が原因となり、本番では
まだミスを招く完成度です。

積み続けるしかありません。
私はミスをしない、プロセスから
結論イメージを間違いなく持てている、
達観しているのだ、という、
そんな感覚になるまで、
解ける問題を淡々と正答に
導き続けることが
大切です。

奇跡的に解けた一問より、
当たり前に解ける1問を
いかに増やし続けるか?

問題と出会い、気づき、
習得して、認識を変化させ続ける、
その繰り返しにより、
合格してゆく力は
確かなものになってゆきます。

kojinkai

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