今日は、中3は歴史の小テストから
スタートです。
前回微妙な対策だった子に
「今日はバッチリ?」と聞くと
頷いていたので、まあまあ
反省したのかな?笑、と思いながら
小テストはスタートしました。
今回は、日清日露の対戦と
条約改正にまつわる単元の
ミニテストでした。
ここは、なかなか難問を作るのが
難しいというか、要点がある程度
決まりきっている領域であり、
高校入試レベルで問われる様式も
わかりやすい単元です。
主に問うたのは、時代順問題。
この時代を完璧に把握するには
それを問うのが近道です。
かなり細かい時代順を問うたので、
正答者0名でしたが、なぜなのか、
ということについて理解を深めるには
最適な問題でしたし、とき直しながら
反省するにはよい問題を
用意できたかと思います。
本気で問題集や教科書を研究すれば
容易い問題でしたが、まだ、
内容理解の面で問題集ばかり
目に入ってしまう子もいるようです。
本質を捉えよ。
理由、目的、具体化、抽象化。
正しい読み方をしながら、
言葉尻を追うのではなく
正しい学問の視点を捉えよ。
語れるほど学ぶ、というのは、
量によるものではありません。
受け取る方法、視点の数に
左右されるものです。
そういう意味では、
歴史に必要な視点の一つに、
地政学を加えねばなりませんね。
そのためには、地理の本質的な
理解が必ずいります。
社会も、断片的な暗記と
捉えられがちですが、
地理と歴史は有機的に結びついており、
なぜそうなのか?を考えるに
あたって、欠けているものが
あると、途端に理解が浅くなります。
そこをきちんと結びつけてくれる
指導者に出会えると、社会科は
極めて体系的な教科に
昇華されます。
考える、というのには、いつも
視点や道具が必要なのです。
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