地理の授業の前の資料の見直しも
全体に定着し始め、
「これはもう覚えた!」
「これは難しい…」
なんて感想も飛び交う
活気ある休憩時間です。
しかし、出来栄えは8割ほど。
まだ、本当に大好きになるための
努力が「家で」できているわけでは
ない子が多いと思います。
地理にしても理科にしても、
ガチでハマり込む感覚が
とても大切であって、
なんとなくやらなきゃと
思っているうちは足りません。
誰より毎日読み、
誰より毎日解き込み、
誰より好きであること。
いや、社会や理科だけではありませんね。
国語も算数も同じで、誰より好きで
極めたいと思い、行動が伴うことが
とても大切です。
そのために、なんとか自分の力で
やり切れるくらいのレベルに留め、
進学塾ペースより落とし、
完璧を極められるペース、
難易度で進めています。
小学生は、目標が持ちにくく、
田舎は特に選べる学校が少ないから
モチベを保ちにくい、なんていう
意見もありますが、
逆です。変なプレッシャーなく
学問を愛せる恵まれた環境に
あるように私は思います。
一番のエネルギーは、
こんなことをわかった、
こんなことを教えてもらった、と
親御さんに報告をするエネルギーかと
思うんです。
大好きな親御さんに
沢山話したいことが溢れる、
そんな授業をいつもしたいんです。
一生懸命説明して、忘れていることが
あれば、資料を見ながらなお説明して、
繰り返し繰り返し、習ったことを
反芻してゆく、その循環が
子どものやる気を強化してゆきます。
私の思う小学生への教育の
理想です。
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