4時間の学習から得られるヒント。

今日、中3の子が4時間自習しに
来ていました。

まあこの子はかなりレアケースで
学校で習ってないところが
沢山あって、なんとかしなければ
ならないところが多すぎたので、
保護者の方からの打診や
わたしからの提案もあって、
すいている時間を狙って
自習しにくるようになりました。

しかし、1回でも4時間とか
ぶっ通しでやってみると分かるのですが、
なんとなく一瞬手持ち無沙汰に
なるんですよね。

あれ?何しよう?みたいな。

実際問題、本当の学習は
ここから始まるのです。

「一旦終わったらこんな風に
詰めたらいいよ。」
「問題集の使い方はこう。」
「しっかりチェックいれて。」
「それ、習得しきってないから
もう一周いこうか。」
「判断は自分で。
完璧かどうか見極めて。」

色々、片手間で声をかけます。

最終的にはこの子も自宅学習に
返してゆくつもりです。
結論、家で勉強できない子は
どうやっても高校でつまずきます。
環境を用意しなければできない子は、
自分で解決しようという頭を
持っておらず、その意識の低さから
どんなに時間を確保しても
不思議と成績が伸びなくなるのです。

今やっているのは、
ブースト、ドーピング、
ほんの少しの学習習慣作り。
それだけに尽きます。

独り立ちでき、目標を持ち、
どこにいても全力を尽くせるように
なって初めて本物の学力と
言えるのです。

ただ、時間は相談してませんでしたが、
初回4時間も学んだのは
上出来と言えます。

学年1位をとりにいきましょう。

kojinkai

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