食塩水の濃度計算。

この領域に入るときに、生徒さんたちには

3種類の反応がありました。


「うおっしゃー!!!食塩水大好き!!!」

「ゲー・・・食塩水かぁ・・・」

「何それ?楽しみー♪」


とりあえず、受験型テストの上位者たちの反応は

こんな感じでした。



一人目の子は、難関対策でかつてやった経験があり、

今日は解法で以前教えたことのない方法以外の面では、

以前やったとき以上に暗算の精度が上がっており、

量感覚が完璧に捉えられていました。


二人目の子は、他塾ですでに学習の経験がありましたが、

その時結構苦手意識を持ってしまっていたようでした。


三人目の子は、初めて濃度問題に対峙します。

進学塾系の指導はうちでしか受けておらず、

昨年も集団クラスで順々に学んでいた子なので、

当然この反応ということでした。



個人的な感覚ではありますが、濃度の問題は

よほど難しい問題でもない限り、大抵割合の応用問題の中では

かなり捉えやすい領域に分類されると思います。

全体に対して、溶けている物質の量があり、割合がある、と

関係が見えやすいからです。

私からすれば、割合の合成の問題や損益算の方が

理解する場合難しさを感じるように思います。

それは、個々の概念の捉えやすさの差でしょう。

その点、濃度は一定程度の方法論も構築されており、教え方も

だいたいどこも一緒なのかなと思います。


実質的には小5の割合の復習でもあり、

あっという間に授業は理解されていき、

「なんだ、全部一緒じゃん。」と、説明する前に

もうノートには答えが書かれていたり。


まあ、分かる時っていうのはそういうもので、

むしろ子どもたちに説明してもらうことの方が

多かった日でもありました。


明日は2番目のグループの指導になりますが、

今週は比較的ゆるーく、一学年前の応用の位置づけで

学習を進めていけそうな感じです。

kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ