小学5年生には今日はやや手厳しく。
「君たち、記述問題全部空けてるけど、
俺が答え言うまで待ってるつもりだったでしょう?
先生は君たちがちゃんと書ききるまで答えは言いません。
ただ、ノーヒントだと難しい問題がその中にあります。
解答で気をつけるべきことや考え方は話しますから、
それを元に必ず最後まで書きましょう。
質問をしたって構いません。
待っていては勉強にならないですから。」
物語文の記述問題は、言い換えの要素が強く、
抽象化したり短く言い換えたりする点で、
言葉選びがポイントになってきます。
小学生では特に、ボキャブラリー云々よりも、
まずは”別の表現に置き換えても良いんだ”ということを
経験的に理解させ、自分の言葉で説明を試みるという
ファーストステップが重要になるでしょう。
物語文の難度が高い問題は、書き抜きですと
上手くいかないケースが多いのです。
”こんなニュアンスのことを言っているんだろうけど、
どう言葉にしたらいいんだろうか?”と、
子どもはいつもその悩みに対峙することになります。
むしろ、そう悩まないような記述問題は、
質がそんなに高くはないと言えるでしょう。
最後の最後に私の作成した模範解答と
テキストの模範解答を見比べてもらいまして、
「はぁ〜・・・これはすごい、
完全にピッタリくる言葉選び。
どうやったらこんなの書けるんだろう。
かけそうなのになぁ・・・。」
口々にそのような感想が出ていました。
大丈夫、毎週毎週、毎週毎週のトレーニングの中で
必ず”これだ!”っていうのが書けるようになってきます。
すぐに書けるようであれば、塾は不要でしょう。笑
毎週の国語の時間を楽しみに、受講してみてください。
君たちの言葉選びの力、鍛えてゆきましょうね。
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