これまで、中学1年生たちには英作文について
ほとんどこれといって扱ったことはありませんでした。
英文の丸暗記でも、Unitの序盤の方は有益だったからです。
しかし、Unitの中盤に差し掛かってくると、英作文を
行っていく際に注意すべき点が増えて来て、
ちゃんと書いたと思ってもそのままでは
誤りの解答を書いてしまうこともあります。
よって、本日はUnit4くらいまでのボキャブラリーが
整って来たということで、英作文の書き方に関する
講座をスタートさせてゆきました。
初期英作文においては、形式の整った
例文による英作文が効果的です。
「私は/毎週日曜日に/公園で/サッカー/をします。」
といった形で、
主語、時間、場所、目的語、動詞
の語順で置かれた英文を綺麗に英作文できる、と、
そのようなトレーニングが良いと考えます。
英文自体は、
「私は/〜をします/サッカーを/公園で/毎週日曜日に。」
主語・動詞・目的語・場所・時間と、
基本の語順に即した英作文をきれいにかけるように、
日本語自体が整った例文で練習をさせてゆくのです。
「誰がいつどこで何をどうした。」
という小説の読解の、場面理解の順序のようですが、
まさに英文の基本順序はそれをもとにすると綺麗に整います。
来週まではテストは現行通りになりますが、
その次の週からは、並び替え問題が主流となってゆき、
今持っているボキャブラリーで可能な英作文を
教科書の範囲から離れて多様に出題をして行きます。
そして、夏休み前までは並び替え問題を徹底してマスターし、
一般動詞とbe動詞の区別、複数形の理解も含めて
英語の根本的で、中学生の躓きやすい領域を
完成させてゆきます。
ふくらみと広がりと、それを可能にする型。
それらを学んでいける、英語学習のステージ2へと
踏み込んでゆきましょう。
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