変化の割合と相似。

本日中1は、2座標から
変化の割合を導く
トレーニングをしました。

(1,-3),(3,5)と座標が
ある場合、
5-(-3)/3-1=4としても
-3-5/1-3=4としても
変化の割合は導けますが、
それは作図して考えると、
向きが点対称な合同図形の
ように見えますし、つまるところ
変化の割合はxの変化量を1に
揃えた時のyの変化率を指し、
それは相似な図形の考え方に
似ている、というか同じなんです。


なんか数人、妙に燃えている子が
いたなと思いました。
学年末でうまく結果を出しきれなかった
数人の生徒が、今日はかなり
気合い入ってたんですね。

授業後に数人と話しましたが、
小学生の時から見てた子たちの
「普通の努力を続けた場合」の
力のつき方にはある程度
予測がたちますから、
そこに達していない子には
「俺は今年一年、君には
こうあって欲しかったし、
そうできるという確信があった」
という話をしました。

私は予測値は見誤りませんし、
予測値を下回る子は、指導よりむしろ
自宅学習のあり方、学習習慣や
方法のあり方の方に問題が
あるのは間違いありません。
与えた内容、能力を加味しても
もっと伸びていてしかるべきだからです。


むしろ喜ばしいのは上振れであり、
こんなに伸びるとはなあ、と
驚く子もいます。

それは、私立生の子にも、
公立生の子の中にもおります。

私個人の予測域を超えてますが、
本人は結果に納得いかずに
次も頑張ると息巻きます。

だから、伸びたんだな、と
その言葉を聞いて、
褒めたい気持ちを押し殺し、
心に留めました。


ちなみに、成績を一定程度まで上げるのは
実はそんなに難しくありません。
じゃあ、今から10位以内に入って
みてください、と50位くらいの
子に言ったとします。
どうしますか?
どう行動しますか?
考えたことはあるでしょうか?

実際問題、これを本気で
突きつけられて、自分で
どうしたらいいか
考えたことのない子の方が
多いのではないかと思います。

中下位層が20位や30位上げるなんて
わけないことかなと思いますけどね。
大差ないのですから。
だから、私はあんまり順位を
気にしたことはありませんし、
下げようが別にとやかくは
いいません。

ただ、じゃあどうするのか?ということを
考えて、どうしようか?と考える
手助けを行います。

何度も言いますが、
きちんとその課題意識を
持って行動が伴えば、
すぐに一定程度までは
ふわっと成績が上昇します。

本当に大変なのは熾烈な
上位争い、同じ感覚を
もった人間たちとの
競り合いなのです。

kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ