授業後のこと。

6年生の授業後に1人だけ残っていました。

そして、ススっとやってきて、

「ここが分からなかったんですけど・・」と

持ってきてくれました。


2問ありましたが、どちらも

作図が誤っているものであり、

1から一緒に作図をするとあっという間に

解いてしまい、晴れやかな表情で

「ありがとうございました!」と言って

帰ってゆきました。


時間にして15分くらいの出来事ですが、

こうやってしっかりと自分の毎日を

解決に努めている子の頑張りに寄り添っていると、

この子たちがいかに毎日必死でやっているのか、という

そういうことを考えます。



この子は、これまで模試でも算数は良くて7割、

大抵は6割という水準でしたが、前回の模試は

88点と一気に得点を伸ばすことができ、

苦労しながらも着実に取り組むことによって、

それだけの成果を上げることにつながったと

私は思っています。

ちなみにその子は前回のAテストでトップの

成績を取ってもいました。

入塾当初は算数は最下位だったんですよ。

そういう意味でも快挙と言えるほどの成長ぶりでした。


普段取り組んでいるのが予習シリーズで、

今もそれに必死で食らいついてやっています。

そういう意識・努力もそうですし、必要なときに

人を使い、人に頼るということが自然にできるという

そのことが強さの秘訣だと言えるでしょう。


先生は、頑張る人の味方であり、後ろ盾です。

そのことを分かって通っているか否かが

とても重要なことだと思います。

kojinkai

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