子どもの能力によって、
あるいは経験によって、
習得にかかるまでの時間は
異なり、やはり理解が緩い子は
演習量も増やさなければなりません。
頑張ったらなんでもできるとは
いいませんが、スポーツや音楽と
比べ、学習は遺伝割合が
比較的低い領域として
研究も上がっており、
やりこめばいくらでも成果は望める、
少なくとも今の自分はいつも超えられる。
だから、投資価値があるのです。
しかしやはり、パフォーマンス差は
習得を目指しているか、
提出を目指しているかによって
随分変わりますし、後者の子は
そもそも土台が違うので、
本当改善に時間がかかります。
何がなんでも!という気迫が
感じられない子には、
能力を超えて次元が変わるような
変化は見られることはないです。
ジリジリ成績が上がるとか、
そういうことには興味はありません。
上がってないのと同じですし、
たまたま得意なところが多く
出題されただけということもあり、
劇的に変わらなければ
大した差はありません。
上がってようが、下がってようが、です。
あげると覚悟した回があって、
そこで50位台からトップ10入りとか、
10位以内から1位へ、とか、
そういう努力のあり方こそが
健全なのではないかな、と。
「普通」とは何か?という考え方を
持たなければなりません。
なぜなら、普通でない努力をして
だし抜かなければならないのですから。
自分が目標達成のために
何をしなければならないか、
どう取り組まならければならないか、
本気で自覚的に考えられて
いるかどうかが重要です。
学年末、1ヶ月前くらいに
発破かけて、一皮剥けた
姿を見せてほしいです。
真面目なだけではダメ。
結果を出すために何をしたらいいか?
焦燥にかられるくらいの
テスト対策期を迎え、
何かを変えたという実感が湧く
時間を作れたら、それがまた
その子の糧になるかと思います。
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