算数総合テスト。

6年生は算数総合テストでした。

今回上位は91点、91点、90点と
高得点帯を奪取してました。


この子たちに何か特別な
才能があるとすれば、
基本的にギフテッドであるという
ことではなく、不断の努力を
3年間継続できたことです。

朝活はもちろんのこと、
分からないことがあれば
時には泣きながら取り組んだり、
そんなこともありました。

もともとそうだったのではなく、
性格や習慣がそうさせたのです。


これが、このあと中学生に
なった時にどれほど大切か。


やりっぱなし、努力をしない、
それでいて、能力にかまけていると、
簡単に足元をすくわれます。

年齢が上がるほどに、
能力より性格や習慣が
ものをいうようになります。


今回のテストは、今中学生に
させたら6割程度に
正答率はとどまるかと。

数学苦手な子は
3割にも満たないかもしれません。
そのくらいの難易度で
問題は作っています。


こんなに9割台が出るとは
正直驚きました。
初見の難問も解けてしまった子もおり、
おいおい、これは東京屈指の
難関校の過去問の改題なのに、と
驚いてしまいました。

好きなことを極める気持ちを
忘れずに学び続けて欲しいですね。
勝って兜の緒を締めよ、では
ないですけど、あるいは、
剣道における残心、に似た
感覚ですか、ともかく、
できたことより、できなかった
ことを考えることに
喜びを感じられるような
性質を持ち続けて欲しいです。

そのためには、毎回ベストを尽くすと
ともに、自分への
メタ的な理解も必要です。


学力は、維持するものではなく、
あくなき向上心のもとに
ついてくるものです。

点数を取ることに執着すると、
学習法すら誤ります。


敵を知り、己を知ること。

その大切さを、6年生は
理解しつつあります。

kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ