新中3の本気度。

実は先日、新中3になる生徒に

新しい来年度の英語の教科書を渡していました。

学校から配布される教科書では、

私からも堂々と「この書き込みをしなさい」とか、

言えずにいて悶々としていましたので、

通う生徒には、学校から配布される教科書とは

別に塾からも教科書を配布しており、

生徒たちは基本的に2冊持ちなのです。


で、先日の水曜日に渡した教科書でしたが、

生徒は既に指示しなくとも予習をスタートしており、

今日はUnit1-2を自分で予習していました。


「君ってこんな英語好きだった?笑」と

笑ってしまいましたが、新しくノートも整え、

自分でそうやってやろうという感覚があるという

そのことが褒められたもので、

「準拠ワークは4月からと思ってたけど、

この調子なら春休みにはいるね。」と話すと、

「お願いします。」と淡々とした返答が

帰ってきていました。


その子は附属生でしたが、公立の子も

今日は英作文問題が2問前置詞で落としただけで

他は全部正答してしまっており、

「残りはこの前置詞とか、後は冠詞ですね。

並び替えとか穴埋めはわかるようになりましたが、

英作文になってからはいつもこれだけ引っかかり、

絶対なんとかしなきゃいけない相手だとハッキリ

特定できました。頑張ります。」

ということで、今日は課題に冠詞の内容を加えて、

とりあえずは自分で取り組んでもらって、

最後の細かい事柄を詰めていくことを

嬉々として受け入れてまずは自分でやろうと

してくれていることに感動もしました。


春休みの課題も決まり、

基本的に中1の事柄でぶっ飛んでいる

地理・理科・国文法の3点を重点的にしながら、

春教材で総合的な内容を埋めていくという

段取りにし、生徒たち自身もそれらに

納得をして、準備が整いました。


もう昨年度、といった言い方をしていいか

分からないのですが、県一斉模試は5教科4位、

3教科2位という惜しい結果でしたので、

今年こそはトップを、と思って気合いも入っています。


「そんなことも分かってないのに

できた風な口をきくのは甘すぎだろうが!」


って何回しかるか分かりませんが、

能力は高い子たちなので、後はその言葉に応じて

個々がどう乗り越えてくれるかということです。


この子たちとの最後の受験期をともにする時間、

私はとても楽しみにしています。

ノウハウも整ってきて、塾としてのスタイルも

ようやく確立してきて、今年も結果を

一層高い次元で求めていけるように

努めていこうと思います。

kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ