本日の午前中は附設中の過去問演習②として、
理科の過去問を体験してもらいました。
知識よりも算数的な、あるいは論理的な
思考を要する問題の比率が高めであり、
とりあえず与えられた言葉を知らなくても
解いていける問題が多いのが特徴で、
今日の過去問などは特にそういう傾向が
強いものを選ばせていただきました。
はっきり、小5の一般的な常識的な理解と、
算数の6年レベルの理解があれば
解いていけるものが多い問題でした。
附設は理科が鬼門とよく言われますが、
正直理科は解いていて面白い問題が多く、
それは他の教科もそうなのですが、
解いていて、ハッキリ、楽しいです。
どこの過去問指導をしているよりも、
生徒がのめり込んでいるのが分かります。
当然、それを考えられる資質というのも
左右してくると思いますが、
これをやっぱり楽しいと思えるということが
1つの条件なのかなと思いました。
解ける子は常に雑学に長けてますね。
どこで仕入れた知識かも分からない知識を
そこで答えていく姿に、驚きもしました。
実を言うとこの年度は私も初めて解いたときは
満点を取れなくて、「あ、この条件読み飛ばした・・・」と
悔しい気持ちにもなりましたが、解き直しながら
とても魅力を感じたことは言うまでもありません。
今年は附設を受けたいという子がいて、
特別に講座を組んでいく段取りで時間割を
作っていますが、その時間がくるたびに
次の週の授業をより詳細に、丁寧に受けて
くれるようになる生徒の姿が目に浮かびます。
新しいことを学ぶということに常に新鮮さを感じ、
楽しんで自分のものにしていけるという資質が
まずは必要になります。
時々は私が想定もしていないような解答方法や
解答スピードでものをこなせる子たちです。
教えてもらって出来ることよりも、自分で
編み出して出来るようになることを楽しめる、
そんなこの子たちにとっては、附設の過去問体験は
格好のモチベーション材料になったようでした。
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