普段から本気でやる気持ち。

5年生の国語の模試の結果は、
普段の取り組みをそのまま反映させた
結果となりました。

考えることを放棄して要領よく
やっただけの子は伸びず、
一問一問を大切にしてきた子は
過程において良い状態を維持しました。

5年くらいだとあんまり点数には
あらわれてこないケースもありますが、
どこまで選択肢を絞れたか、とか、
解答形式にどれだけ不備がなかったか、とか、
そんなところに努力の成果は
垣間見ることができます。

今日も読解の途中で、
「それ、設問ちゃんとよんだの?」
「その答えの記述は感覚的に
適度に書いてない?」

なんてツッコミを入れられながら、
生徒たちは、論理とは何か?という
ことについても言及しながら
教えてゆきました。

国語はどうも、放っておくと
適度にやっとけばいいかって
なりがちな教科ですが、
ここを丁寧にやり切れる子は
本物に育ってゆきます。

答えを書き切るまでに必要な
判断は多段階的に存在します。
が、基本は指示、接続関係を
見抜く、ということです。

考えることを途中ですぐやめるのは
知的な弱者がすること。
そうならないために、普段の
トレーニングも模試も存在します。

ゆくゆくは、もっと高難度な
専門書や哲学書も
読むようになるでしょう。

勝手に単純化して理解したつもりになる
読み方だけは絶対させてはなりません。
意味を捉える力は、何を学ぶにしても
重要な根っこなのです。

kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ