6年生の小学校の作文。

今日、6年生の国語のラストを

飾るであろう小学校の作文があって、

その作文の内容を一部見る機会がありました。


どうやら、自分の記憶に残る出会いに

関する作文だったようですが、

そこに塾のことが書かれていたのです。


「学校のだから、学校であったことを

書けばいいのに」と思ったのですが、

書かれている内容を見ていると、

ああ、これがこの子の1年間だったんだなと

納得させられる記述もしばしばありました。


”1人の友人と1人の先生。

その出会いで、勉強することが

好きになって、楽しさに気付いた。”


普段はあまり自分が書いたものを

見せてはくれないことが多いのですが、

それを見たときに、この子はそうやって

機会があって変わったのだということを、

嘘のない言葉の中から感じ取りました。


夏休みは毎日朝10時から来て、

私と食事を共にし、18時くらいまで学習を

続けるような時間を過ごし、考え方とか

趣味の話とかもいろんなことを話しました。

特にこの子は家も遠いのに1人自転車で通い、

その旅路の中でいったいどんなことを考え、

どういう気持ちで扉を開けていたのかということを

じっと考えて続けていました。

時間のある改まった時間だからこそ、

見えていなかった気持ちに気付くものです。


彼女と私は、師匠と弟子のようなものです。

この子が考えていることはおよそいつも理解でき、

そしてこの子も同様なのでしょう。


私も、出会えてよかったと思っています。

親御さんにも、とても感謝しています。

kojinkai

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