4年生という過渡期。

4年生は、結果よりも過程が特に
大切です。精神的に幼いこと、
習熟期間が短いことから、
どうしても細かいミスは出てきて
模試の点数も比較的上下しやすいのですが、
点数自体はそんなに気にすることでは
ありません。

実際上の学年の子たちもそんなに
4年段階では安定している子は
多くはありませんでしたから。

来年度には予習シリーズも
本科に突入し、定量的な毎週の
学習も本格化し、きちんと
積んでゆく学習が始まります。

そこからが本当の始まりです。
結果にこだわり、対策をしながら
やってゆく段階に突入してゆきます。

今は、色々な問題に触れ、
どんなことが得意で、どんなことが
苦手なのかと、自分を知りながら
学び進めてゆく時期。
そして全ては来年2月から始まるのです。

精神的に成熟し、自分のことを
客観的にようやく見つめることが
できる段階になって初めて、
自分の課題に意識が向き、
解決しようという意識が
芽生え始めます。

今回、たとえば悔しいなと思ったならば、
それは成長だといえます。
自分のことを客観的にとらえられなければ
悔しいなんていう発想すら
出てこないのですから。

数人、悔しそうな顔も見ました。
しめしめ、と、来年度が
楽しみになっています。

kojinkai

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