国語をなんとかしたいならば?

中学生の国語が苦手な生徒たちに
勧めているのは、まず、
下の学年の国語を解説できる
力をつけることです。
設問が簡単なものではなく、
題材は易しめですが、設問の質がいい
問題を解くことです。

私の国語の力の源泉は、
中学入試の国語を教えるために
徹底的に問題の研究を
行ったことでした。

もともと都内の小学生と同等くらいの
力か、あるいは最難関レベルの子たちに
劣るレベルでしか国語ができなかった
典型的な国語嫌いが、私です。

そんな子たちに、「教える」ために
本当に長く研究を重ねて、
何が分かればその問題を解けるのか、
毎日考え続けたのを思い出します。

当時はまだ学生でしたが、
大手塾グループの中で
どんどん全体順位を上げてゆき、
私の担当したクラスは大いに湧きました。
その時の私はかなり国語の指導に
ハマっていたことを思い出します。

話はそれましたが、もし国語が苦手なら、
何から始めたらいいか?
それは、設問形式ごとの
解答形式や方法をまずは
正しく知ることです。
そのためには、問題文が難しい問題集は
避けるべきです。
ボキャブラリーはそんなに
求められないながらも、
設問形式と解答形式に論理性のある
良問に触れ続けることが重要で、
中学生については、
わたしは特に中学入試系の問題で
定評のある、予習シリーズの5年上は
すごくお勧めしてます。

力が不足するならば
4年下でもいいくらいだと
思っています。
本気の初心者は4年上でもいい。

予習シリーズを推すのは、
解説が極めて丁寧で、
一人で分析するのには
十分な情報量をいちいち
提供してくれるからです。

まあ、国語だけすごくなんとかしたいという
要求はこれまでの経緯からも
ほとんどなくて、
欲のないところに結果は出ませんから、
不完全燃焼ながら、ぼんやりとした
国語の解答をただ、眺めるというのが
日常であったりするわけですが。

興味があれば個人的に
プログラムを組むので、
中学生で国語科に興味があれば
一声かけてください。

kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ