問題を解くときに大切なことは、
まずは文章の中から必要な情報を
適切に取り出して理解することです。
しかし、実際にはこれを
守ることができないケースは
少なくありません。
線を引かせるとか、そういうことでは
ありません。線を引いて満足し、今度は
それを正確に理解する行動が
引き出せなくなるケースや、
あるいは線を引いたところ以外に
大切な情報があって、それをいつまでも
見落としたままにしてしまうとか。
ただ、鉛筆の後ろの方をスーッと設問に
なぞらせながらうんと考えて解く子は
あまり見落としが少なかったなという経験があります。
読み間違いが少ない子は、そういった
なぞるような動きが見られます。
あとは、気持ちが静かで一定のペースを
刻んで物事を考えているようです。
これはいかに?と、最近は
読み間違いが少ない子の習慣的動作を
具に観察する日々が続いています。
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